法人会とは

　昭和22年（1947年）4月に法人税もそれまでの賦課課税制度から申告納税制度に移行しました。しかし、当時の社会経済状況からも、経営者が難解な税法を理解して、自主申告できるか危惧されました。このため、申告納税制度の定着には納税者自身が団体を結成し、帳簿の整備、税知識の普及などを図る必要性が生じ、企業の間から自発的に法人会が誕生しました。
　法人会は公平で健全な税制実現のため、会員企業の声を立法府等にアピールするとともに、税の啓発や租税教育を積極的に進めています。
　法人会は長きにわたり、国の根幹とも言える「税」の分野を中心に活動してきました。新公益法人制度下においてもその歴史を継承し、国家・社会に貢献する組織であり続けたい。この思いをもって、全国各地の法人会においても、統一的かつ地域に密着した活動を展開しています。

　大牟田法人会は、「正しい納税、健全な経営、社会貢献」をテーマとし、「健全な納税者の団体」として、申告納税制度の維持・発展、税務行政の円滑な執行に寄与する活動を行っており、昭和62年に福岡国税局より社団法人として認可後、制度改正に伴い、平成25年4月1日福岡県より「公益社団法人」として認定された経営者の団体です。
　現在、全国に約75万社の経営者の方々が加入され、当大牟田法人会でも大牟田税務署管内（大牟田市、柳川市、みやま市）に所在する法人約1,200社にご加入いただき、企業の存続・発展のために下記の様な税務をはじめ経営に関する各種の事業を行っております。
　特に、税務関係については税務ご当局はもとより、税理士会等のご支援により、説明会・セミナーを開催し、税務知識の普及向上と企業会計知識の普及に努めております。 　また、地域に密着した活動を通じて広く社会に貢献するために、地域に根ざした「社会貢献活動」にも取り組むと共に、「租税教室」や「税に関する絵はがきコンクール」などを通じ、次世代を担う子ども達への「租税教育」活動も積極的に推進しております。